部活も行ったり休んだり、
勉強もやる気が起きないから成績もいまいち。
どっちも中途半端。
部活に集中すべきか、かと言って
勉強もしなくちゃ、と悩む中高校生。
部活と勉強の両立は無理なのでしょうか?
勉強と部活の両立に疲れた・・どっちも捨てられない・・
県立高校1年生弓道部のH美さんからの相談です。
H美さんは県立高校1年生弓道部です。

4月に高校入学とともに弓道部に入りました。
でも、辞めようかどうしようか悩んでいます。
弓道部に入った理由ですが
単に先輩たちの姿が「かっこいい」と思ったから。
あと、
自分は姿勢が悪いので、弓道部に入れば
姿勢が良くなるかも。
弓道だったら
運動神経があまりない私でもできるかも、
という理由でした。
入部後はいい仲間達ばかりでとても楽しい毎日でした。
弓道も珍しくて楽しく、充実してる、と感じました。
しかし、毎日練習しているとだんだん他の部員と
技術に差がついてきてしまいました。
やっぱり私は運動神経がないんだなあと
思わされました。
そのころインフルエンザが流行して
学級閉鎖になったり、
学級閉鎖の補習授業があったり、
自営業の家の手伝いなどで
部活をよく休んでしまっていました。

休んでしまうと、次に行きにくくなりますね。

休んだあと部活に行くと
同級生たちとの技術の差はどんどんついてしまいました。
みんなは的に当たりだしているのに、自分は
全然当たりません・・
見かねた先生からは、
「休んでいた分は自主練してがんばれ」
と言われました。
しかし、学校まで片道1時間たっぷりかかります。
なので部活と勉強も両立するのは
かなり厳しい状態なんです。
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しかも私の部活は、 ほかの部活が休みの日でも自主練があり、
自主練といえども強制的で、
休むと顧問の先生と先輩にに怒られます。
テスト前の土日にも当然のように練習があり、
テスト勉強もほかの部活の子のように満足にできません。
私の進路希望は国公立の薬学部なので
しっかり勉強しておかないと受験が心配です。
しかし、平日も部活で疲れきってしまい
ずっと満足に勉強できていない状況で
この先不安です。

心配を抱えていたらストレスで
勉強にも身が入りませんよね。

夏休みには家の手伝いで1週間くらい部活を休みました。
部活を休んでいる間は家で勉強をたくさんできました。
おかげで、その後の夏休み明けのテストは
順位が100番くらい上がって学年で20位になれました!
急に成績が良くなってびっくりしました。
勉強すればもっと成績が上がると思います。
でも、部活では休んでしまったりで
仲間とは技術の差がどんどん開いてしまっています。
部活に時間を取られると勉強時間が無くなり成績も悪くなる。
部活を休むと仲間との差が開いてしまう・・
色々考えると部活が嫌になってきました。
かといって部活の仲間とも仲良くしていきたいし、
ちょっと我慢して頑張れば
部活は楽しくなるんじゃないかとも思い悩んでいます。

あんまり我慢するのもどうかなあ

もし部活をやめる場合、
問題なのは
親へどう言うか、です。
弓具や合宿費などで親にはかなり出費させてしまいました。
それなのに途中で辞めるなんて、いまさら言えません。
でもこのまま中途半端に部活を続けて、成績も上がらなくて
親にはもっとお金をたくさん出させるのも心苦しくてと
思っています。
今の状態だと、勉強も部活も中途半端です。
この先の受験も心配です。
部活と勉強の両立で悩んでいるH美さんからの相談でした。
H美さんだけでなく、同じような悩みが
とても多いです。
部活をやめたほうがいい場合とは?
部活ができるのは学生時代だけ。
得難い経験がたくさんできる場です。
ですので、できればやめないほうがいいです。
中学生の場合は部活は続けましょう!
中学生の部活はさほど厳しいものではありませんし、
拘束時間も長くありません。
高校生でH美さんのような場合
受験か部活かの選択をしなければいけません。
○○でプロになる!と部活を一生懸命打ち込む場合は
部活を続けるべきです。
H美さんのように目標が
「薬学部に入りたい」
とはっきりしていて両立するのは厳しいと思った場合は
部活をやめることは良い選択だと思います。
ご両親へは
「薬学部に入りたいから勉強に集中したい」
と、はっきり理由を伝えれば必ず理解してくれますよ。
目標が無く部活をやめたい場合
この場合はよほど勉強に対して真剣に向かわないと
いけません。
部活をやめて時間ができても、無駄にダラダラして
勉強に集中できない、ということになりかねません。
結局部活をやめて時間ができても勉強もしない、
部活をやめたことも後悔するけれど、あとの祭り。
部活をやめるからには
「絶対後悔しないように勉強するぞ」
という硬い覚悟を決めましょう。
部活をやめても辞めなくても中途半端。
そんなことにならないように、しっかり考えて
後悔のないように決めましょう。