中学生になると、大きな悩みが部活と勉強。
両立はなかなか難しいものです。
ましてや、人間関係でもいろいろあったり
このまま部活を続けていくかやめるか、
どちらも勇気がいりますよね。
それでも部活と両立できている人の勉強法は
こちら
⇒部活生でもラクラク成績アップの秘策!

中2の息子が部活を辞めたいと
言ってきました。
幼稚園から続けていた野球。
本人は野球が大好きなはずです。
辞めさせて良いものか、
頑張って続けるように
アドバイスすべきか迷っています。
理由ははっきりと教えてくれません。
人間関係か、練習が辛いのか、
よくわかりません。
子供が部活を辞めたい理由とは?
子供が部活を辞めたくなる理由は
いくつか考えられます。
2.練習が辛い
3.勉強と両立できない
4.ほかの部活に入りたい
5.顧問が怖い
6.人間関係
親に言えないのであれば、人間関係か
練習が辛くなったかでしょう。
⇒部活後の勉強が辛い人にぴったりの勉強法はこちら
親としての対応の仕方とは?
子供が理由を教えてくれない場合は
まず、担任の先生か部活の顧問の先生に
お子さんの様子を聞いてみましょう。
⇒子供の成績は親次第!!
人間関係が原因であれば、
部活内でのトラブルですので、
大人の関与が必要な場合もあります。
子供は部活を続けたいのに
人間関係が理由で辞めたいのであれば
顧問の先生に入ってもらい
改善してもらう必要があるかもしれません。
この場合、お子さんの話だけではなく
客観的な意見を聞く必要も生じます。
親はどうしても自分の子供の側に立った
見方をしがちですが、誤解が
大きな問題に発展しないように注意が必要です。
部活仲間の父兄に直接相談はせず、
担任か顧問の先生に相談することです。
子供が部活を辞めたい場合、
顧問が原因のこともよくあります。
顧問が理由で部活をやめたい場合、
お子さんからすれば
部活を辞めたい理由を、
顧問と同じ大人である親には
なかなか言いにくいことでしょう。
塾に来る子供たちから
部活の先生の不満を聞くことがあります。
大人の目線と子供の目線の違いも
感じますし、片方の話だけでなく
顧問の先生の話も聞くべきだなあと
いつも思います。
顧問の先生に直接お会いすれば
どのような先生かわかりますし
先生の様子から部活を辞めるか
どうするかの判断をしてもよいですね。
⇒ほめると勉強嫌いになる!?
【要注意】上手に解決しないと登校拒否になる場合も!
子供の心は想像以上に繊細です。
部活に行きたくないから学校も休んでしまえ
といったことも起こります。
それが何日も続いてとうとう登校拒否に・・・
部活を辞めたくなることは誰でも
一度は通る道、
と軽く考えてはいけない場合もあるのです。
子供があまりにも落ち込んでいたら、
部活を辞めるように勧めてもいいでしょう。
部活を辞めて心配な事とは?
子供の小さな心には
「部活を辞めると友達から仲間外れになってしまう。
せっかく仲良くなれた友達から
悪口を言われるかもしれない」
この二つが付きまといます。
実は私も中学生の時に
バスケ部の練習がきつくて
途中で辞めた経験があります。
朝練をさぼって登校するとき
練習している体育館の横を通らなければいけないので
毎日走って通り抜けた記憶があります。
練習が辛かったことと、
顧問の先生も代わって怒り方がとても嫌な
先生になってしまった
夕方見たいテレビ番組があったこと
が原因でした。
部活をやめて初めてわかったこととは?
しばらく部活をさぼった後
このままではいけないと思いました。
勇気を出して顧問の先生に辞めると
告げた後はほっとしたものでした。
部活の友達関係は疎遠になりましたが
クラスにも友達がいたので
全然大丈夫でした。
私は我慢が足りなかったのかもしれません。
あそこで続けるべきだったのか?と
今でも判断に苦しみます。
辞めてプラスになる場合とは?
しかし、悩みが深いと勉強には集中できません。
イヤな部活を我慢して勉強にも身が入らないようでは
部活は辞めるべきです。
部活を楽しくやりたいのであれば、
ほかの部活に入りなおすのも
いいですよね。
部活を続けて成績が上がらない理由には
疲れているから、だけではありません。
悩んで勉強に集中できない場合もあるのです。
部活をやめたら本当に成績は上がるか?
「勉強時間が削られるから部活をやめた」
という子の場合、
部活をしなくなった時間を
勉強に充て、成績が上がった!
という例は少ないのが事実です。
部活をやめて自由になって
時間ができたので、ホッとして
ダラダラしてしまうのです。
時間があるほど勉強しない?
大人は知っていると思いますが、
人間、忙しいときほど時間を
有意義に使おうと意識します。
時間が余っている休みの日は
「明日やろう」
と後回しにしてしまいますよね。
ですので、
「勉強時間を作るため部活をやめる」
という理由では
部活をやめるべきではありません。
部活でできる貴重な体験も
失うことになってしまいます。
部活をやめて親子関係が崩壊?
子供の話を聞いて
その理由がどうにもならないもので
「やめたほうがいい」
と判断できたらやめましょう。
部活で疲れ切ってすぐに寝てしまったり
その結果勉強せず成績も悪いと
親は
「部活のせいだ」
と思いがちです。
しかし、部活を辞めたからといって
成績アップに直結しません。
それよりも、子供にとっては
「やめたくなかったのに親にやめさせられた」
という禍根が残ってしまいます。
あくまでも辞める辞めないは
子ども本人に最終決定させないと
親子関係もうまくいかなくなる原因になります。
部活は受験に有利な理由とは?
部活動は勉強の妨げ、ではなく
高校入試に有利になるのです!
それは、3年間続けること。
レギュラーだったかどうかはあまり関係なく
3年間辞めずに続けた、という点が
入試に有利になるのです!
3年間続けた!という根性が認められるのですね。
部活をやめる?どうする?
子どもが部活をやめたい場合
まずは親は子供の話を聞いてあげること。
辞めたい理由がわかれば対処もできます。
しかし、必ず担任に相談してください。
親が個人で判断して行動してしまうと、
学校での子供の立場に
良くない影響を生じかねません。
親がやめさせたい場合
こちらも
まずは親は子供の話を聞いてあげること。
親の考え方だけで強制的に
やめさせてしまうと親子関係が取り返しの
つかないことになりますので
よくよく注意してください。
これは親の希望なだけです。
中学生はもう自立心が芽生えます。
今までのように親の言う通りには
いかないのが当たり前、
と思っていたほうが正解です。
子どもが部活をやめたいと言ってきた場合
2.親が介入すべきか考える
3.無理に頑張れとは言わない
4.本当に成績は部活に影響があるか?
5.最終判断は本人にさせる