塾をやめる理由とはなんですか?


今までお世話になった先生にどう切り出すか。


失礼の無いように辞めるには?


引き止められても辞めるには?


塾の講師の経験と親の立場の両方から、
上手な塾の辞め方をご紹介します。

塾をやめる理由とは?



そもそも、どうして塾をやめるのでしょうか。



理由として最も多いのが

1. ずっと通っているが成績が上がらない


2. 先生と相性が悪いと子供が言うから


3. 経済的理由


4. 違う塾に行くため

塾に通っていても成績が上がらない場合は?




成績が上がらない理由は
塾の形式がお子さんに合っていないからです。




塾に通う=成績が上がる

という期待は理解できます。



しかし、もともとやる気のある子は
塾でしごかれて成績が上がります。



しかし、
やる気がない子を塾に入れて
その塾の形式がその子に合わないと
時間もお金も無駄となります。



例えば大人数での形式の塾の場合、
学校と同じで先生の目が行き届きません。



先生も実績を上げたいので、
成績の良い子に集中しがちです。



ですので、
勉強のやる気のない子は
個人塾や少人数制の塾に行くこと

重要なのです!

塾に行っても無駄な場合とは?




そもそもやる気を起こさないことには
塾に行っているからと安心していても
いつまでたっても成績は上がりません。



それに気づかず、


「塾に行っているのに成績が上がらないなんて
なにやってるの?」


と、叱ることは的外れです。



また、


「あそこの塾に行っても成績は上がらない」


と塾の責任にするのも違います。



本当にお子さんは勉強しているのか、
勉強をやる気があるのか
よく見極めないと、時間もお金も無駄なのです。




やる気が無い場合は
今の塾はやめて、的確な塾に変えることを
お勧めします。



2. 先生と相性が悪いと子供が言うから

熱心すぎるあまり、
言葉遣いも教え方も厳しい先生・・



先生が優秀すぎて、
子供のレベルを理解してくれないため、
課題が多すぎて負担になっている場合があります。


それに刺激されて頑張るお子さんは
とても成績が上がるため効果は抜群です。



しかし、お子さんによっては
育ってきた家庭環境もあるため
あまりはっきりした積極的な先生には
怖気づいてしまうお子さんも
いらっしゃいます。



そのような場合は
塾に行くことが
すごく心の負担になっています
ので
早めに辞めさせたほうがいいです。


3. 経済的理由



塾や予備校は経済的に負担が大きいですよね。


そのうえ子どもが2人も3人もいたら
実に大変ですよね。



しかし、
経済的な理由で退塾する場合は、
子供にはかわいそうです。




何人かそのような様子のお子さんを
見てきました。


共通して言えることは、退塾後
ほとんど勉強をやる気がなくなります。



同時に成績も下がります。


上がることはありません。


「もう少し続けていてくれたら
志望の学校に行けたのに。」


と、何度も思いました。



そのような場合は、
最近は塾や予備校よりもずっと格安なのに
内容は優れた勉強方法がたくさんあります!



塾をやめてしまっても
子供のやる気がなくならないように
代替え案を提示してあげたほうがいいですね。



4. ほかの塾に行くため

塾を替える理由は何でしょう。



近くに大手進学塾ができたため?
もっと評判の良い塾があると知ったから?



いずれにしても、
保護者は塾に期待しているのは
よく理解できます。



しかし、


「有名だから」
「テレビでCMしていて興味があるから」


そのような理由で塾を選択するのは
はたしていかがなものでしょう。


上手な塾の辞め方とは?




塾をやめようと思っても、
先生に切り出すのはなかなか難しいですよね。



いきなり辞めることを切り出すのは
言いにくいもの。



まずは、塾の先生に相談してみることです。


お子さんの状態が塾ではどうなのか?
それに対しての先生の対応はどうなのか?



先生と保護者がコミュニケーションを取ることで
新たな解決策が出てくることもあります。


辞めると言っても引き止められない方法とは?




何でも始めることより辞めることのほうが
難しいですよね。

塾を辞める際も、引き止められることが
ほとんどです。



しかし、
もう辞めることを決めている場合には
引き止められても絶対に大丈夫な
言葉があります!



これを言えば塾側は辞めることを
止めることはできません!


必ず辞められる魔法の言葉とは


それは・・・


「経済的な理由からです」

と言うこと。



ちょっとだけプライドを捨てて
この言葉を言えば大丈夫。


塾側は絶対に引き止めません。