子供のスマホの使い過ぎは 成績を下げるだけでなく、 脳までダメにするって知っていますか?
しかし、無理やり取り上げると 親子関係も崩壊しかねません。
スマホをやめさせて勉強させたい親の願いは どうすれば叶うのでしょうか。
勉強していてもスマホは学力低下を引き起こすとは?
スマホをしていても勉強すればいいんじゃない? と軽く考えていませんか?
私もそう思っていました。
ところが、 東北大学での調査の結果で、 驚くべきことがわかったのです!
仙台市教育委員会で、 仙台市立の全ての小中学校の児童生徒約7万人に 学習意欲や生活習慣に関するアンケートを実施し、 たデータを7年前から解析しています。
その結果です。
勉強時間が30分未満 スマホを全く使用しない場合の正答率➡60%
つまり、 平日に家で平均2時間以上も勉強している子が、 ほとんど勉強していない子より 成績が悪いという結果なのです!
勉強しても成績が悪いのはどうして?
平日に2時間以上勉強していても 成績が悪いのはどうしてでしょう。
考えられる原因は スマホを気にしながら勉強しているため、 集中していないからだと思われます。
スマホを机に置いて勉強すると、 スマホが気になり、しょっちゅう入ってくる メールやLINEに勉強を中断されます。
その結果 集中して勉強できず、何時間勉強しようが 頭に入らないため、いい成績が取れるはずは ありません。
かと言って、スマホをやめないお子さんにはこちら
スマホがやめられないなら賢い勉強法を取り入れろ?
スマホを手放せないなら、 スマホで勉強してしまえばいいのです!
なんて賢い方法なのか、 この、時代に合った方法を初めて知った時には 大変驚きました。
通学中の学生のスマホを覗いてみてください。
この方法で勉強している中高校生は 実に多くて驚くはずです!
彼らは、スマホで勉強中は着信音を 鳴らないようにしています。 勉強の途中での着信音で 集中が途切れてしまうことを 知っているからなのです。
マナーモードにできない子はこんな性格
LINEの通知音によって
・メッセージが気になる
・どんな話の話題になっているんだろう
・すぐ返信しないと嫌われてしまわないか
・話題に入らないと仲間はずれに されないだろうか
・LINEせずに勉強していると思われたくない などなど
上記で分かるように、LINEが気になる人は、 その内容を不安に思う傾向があります。
結果、マナーモードにすることができず、 勉強に集中できるはずはありません。
思春期の子どもたちなら、 この傾向がより強く現れるのです。
脳科学的にも心配されるこわあ~いこととは?
では、脳内では何が起こっているのでしょうか。
・・ここから怖いです・・
スマホの使用習慣の強さ(多さ)と脳の前帯状回 (注意の集中や切り替えや、 衝動的な行動を抑えるという機能に関わる領域のひとつ) という部分が関係していることが分かっています。
東北大学加齢医学研究所助教の横田晋務先生によると
LINEを習慣的に長時間使っていると 脳の形が変わってしまい、 集中力や注意力の低下に繋がると考えられます
引用元: 2時間の学習効果が消える!やってはいけない脳の習慣(青春出版)
スマホ対策はこうする!
内閣府青少年のインターネット利用環境実態調査では 平成28年度 高校生のスマホ保有率:90%強 中学生のスマホ保有率:52%
朝日新聞の調査 女子高生の4割がスマホを1日6時間超使用
結構重症ですね。
スマホがこれほど普及する前は、 「携帯ゲームをやめなくて困ります」
というお悩みが多かったのですが、 ゲームもスマホも同じです。
年齢が低いほど自分をコントロールできません。
親が変わらなければ・・
親がけじめをつけるようにしなければ 子どもが依存症になる確率は高くなります。 我が子にいくらスマホのルールを強いても、 親がスマホ依存型で夜更かし……では 何の説得力もありませんよね。
一昔前の、テレビを見ながら勉強すると 成績は上がらない事と同じですね。
親がテレビを見ながら子どもに
「勉強しなさい」 と言ったところで説得力はありませんよね。
スマホの上手な使い方やルールは、まず 親が率先して示していく必要がありますね。