いつまでも勉強に本腰が入らない子供に
焦りを募らせるご両親。
勉強をやる気になってくれない・・
昔から
中学生、高校生のご両親の悩みのトップです。
子供のやる気スイッチとは、
いつになったら入るのでしょう?
親がそのスイッチを押してやれないのでしょうか?
ここでは
子供の勉強のやる気を起こすポイントと
やる気を奪ってしまう親の注意点をお知らせします!
⇒勉強は無理強いさせ無くてもやる気になる!
良い点数を追うと失敗する?
学生時代は、
勉強ができるできない、1点でも良い点数をとることに
どうしても目が向きがちです。
しかし、
そのことよりも大事なことがあります。
何のために勉強するか、答えられますか?
⇒何のために勉強するの?
それが親がわかっていなければ
子供だって勉強する気になれません。
目標や夢を持つこと。
それを実現するための手段として
学生時代の勉強があると考えるべきです。
やる気が起こるポイントはこれ!
Y美ちゃんは英語がいつもトップの成績をとります。
なぜか。
理由がありました。
幼稚園の頃にお寺で生まれて初めて外国人に会いました。
その時に
「ハロー」と言われ
ドキドキしながらも「ハロー」と言い返せたこと。
その印象がとても強く英語に興味を持ちました。
英語を勉強すれば、もっと外国人と話ができる、
と思ったそうです。
その後、英会話の塾に入り、
学校の英語の勉強も一生懸命です。
⇒Y美ちゃんの英語の勉強法はこちらです
休みの日は地域の国際交流協会の
ボランティアもしています。
夢は世界銀行で働いて後進国の助けになる仕事を
したいそうです。
このように、好奇心がスイッチを入れてくれることが
往々にしてあります。
好奇心を持つことが
勉強のやる気スイッチが入るのです!
では、どうやって子供の心を動かす好奇心に
めぐり合えるでしょうか。
あちこちにやる気スイッチがある!

子供の興味や関心を刺激する場は
あちこちにあります。
例えば、習い事。
親以外の大人、
それもプロに触れることで刺激を受けます。
博物館や科学館
博物館や科学館はお長いっても十分に楽しめますよね。
専門家の話がきけるイベントもありますし、
ワークショップで体験型はとても興味を持ちます。
イベント
休日には無料のイベントが各地であります。
ものづくりでもいいでしょうし、
地方の物産展も歴史や地理を知るいい機会です。
工場見学も無料でできるところもありますし、
飛行機に乗らなくても空港へ行くのも楽しいですね。
そのほか
お金がかからない方法ですが、
地元の史跡巡りもいいですね。
このように、本だけの知識よりも
実際に足を運んで体験すること、
プロの大人に会って話を聞くことが
子供の五感を刺激します。
また、親子で体験することで
共通の話題ができ、計り知れない
良好な親子関係も築くことができます。
家庭の雰囲気が子供の将来を左右するとは?
親が読書家の子供は自然と本が好きです。
親がアウトドアが好きな子供は
自然に対する意識が強いです。
親が音楽家の子供は音楽の道に進むことが
多いです。
芸能界には2世が多いですね。
このように、
そのような家庭の雰囲気で育つと
子供は無意識にその道に進む、といった
環境の力を感じます。
子供だけの責任ではない?
子供は育つ環境に大きく影響を受けます。
勉強に例えると
子供が勉強しない、やる気が起きないのは
その家庭の環境にも責任があります。
勉強をすることが当たり前の環境にいれば、
無理強いしなくても勉強するようになるのです。
親は自分の生活を見直してください。
子供に「勉強しなさい」といっておきながら
自分は寝転んで
ダラダラと長時間テレビを見ていませんか?
これでは子供は勉強する気持ちにはなれません。
もう一度言います。
子供に注意する前に
ご自分の生活を見直してみてください。
⇒楽しんで子供と一緒に勉強している素晴らしい実例
子供は親の鏡、
育った環境が人を作る
とはよく言ったものです。
子供に勉強してほしければ
その環境や雰囲気を考える必要があります。
子供のやる気をつぶさないために親が注意すべきこととは?
親御さんは自分のお子さんが勉強の
やる気がないと思っていますが、
そんなことはないのです。
親が思っている以上に子供たちはやる気があります。
しかし、その芽をつぶしかねない大人の接し方は
問題だと感じています。
つまり、お子さんに対して厳しすぎる傾向があります。
厳しさが、やる気の芽を摘んでしまうようにも思います。
勉強とは受験の為が第一目標ではありません。
夢をかなえるため、知識を得て人生を豊かにするため、
人間の幅を広げるため・・
勉強して知らなかったことを知る楽しさ、
できなかったことが努力してできるようになる嬉しさ、
これらを知ると学ぶことは楽しくなるのです。
楽しくなれば言わなくても勉強するようになります。
良い成績を追うばかりにカッカとするばかりでなく
なぜ勉強が必要か、
親も改めて考えてみるのも必要です。